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【2026年最新】店舗・サロン内装工事費用の相場と坪単価|費用を抑える方法も解説
店舗・サロンの内装工事にかかる費用は、業種や物件の状態によって大きく変わります。美容室・ネイルサロン・エステサロンなど、どの業種で開業するかによっても坪単価の目安は異なります。この記事では、業種別・物件状態別の相場、費用の内訳、費用を抑えるコツ、業者選びの注意点を順番に解説します。
この記事でわかること
業種別・物件状態別の内装費用の坪単価の目安
内装費用の4つの内訳(設計費・工事費・設備費・諸経費)
居抜き物件とスケルトン物件の費用の違いと選び方の考え方
内装費用を抑えるために実践できる具体的な方法
業者選び・見積もりで確認しておくべきポイント
サロン内装費用の坪単価の目安
内装工事の費用は「坪単価×面積」で大まかな規模感を把握するのが出発点です。業種横断の一般的な坪単価の目安として、おおよそ30〜50万円/坪が挙げられますが、業種や物件の状態で大きく変わります(出典:CANARIS「業種別!店舗内装工事にかかる費用総額と坪単価とは?」)。
業種によって坪単価が変わる理由
内装に必要な設備の規模が、業種によって大きく異なります。雑貨店・アパレル・マッサージ店などは坪15〜20万円台と比較的低めです。一方で、美容室・エステサロン・クリニックなどは給排水や空調などの専門設備が必要なため、坪30万円以上が目安になります(出典:同上)。
サロン業種に絞ると、次の坪単価が参考になります(出典:店舗内装工事見積り比較.com「美容室・サロンの内装工事費用の相場」)。
業種 | 坪単価の目安 |
|---|---|
美容室・ヘアサロン | 25〜50万円/坪 |
エステサロン | 30〜60万円/坪 |
ネイルサロン | 15〜35万円/坪 |
まつ毛サロン | 20〜40万円/坪 |
デザイン重視・高グレード仕様を追求する場合はこれを超えることもあります。坪単価の幅が大きいのは、素材のグレードや使用する設備の種類によって費用が変わるためです。
規模別の内装費用総額の目安
面積ごとの費用総額も確認しておきます(出典:同上)。
面積 | 美容室 | エステサロン | ネイルサロン |
|---|---|---|---|
約6坪 | 150〜300万円 | 180〜360万円 | 90〜210万円 |
約12坪 | 300〜600万円 | — | — |
約20坪 | 500〜1,000万円(概算) | — | — |
20坪の美容室で500〜1,000万円はあくまで概算です。立地・グレード・物件の状態によって実際の費用は大きく変わるため、この数字は計画の出発点として使い、見積もりで実態を確認してください。
内装費用の内訳を理解する
内装工事の費用は大きく4つの費目に分かれます(出典:ビズキューブ・コンサルティング「店舗内装にかかる費用はどのくらい?」)。見積書を比較するときの基準になるため、それぞれの中身を把握しておきましょう。
4つの費目の内容
①設計・デザイン費は、図面の作成やデザインプランへの費用です。工事費に対する割合は情報源によって幅があり、一般に工事費の数%〜2割程度といわれます(出典:開業支援ガイド so-labo / Lovation「飲食店の内装工事」)。
②内装工事費は、壁・床・天井・建具・造作家具などの施工費用です。完成後にお客様の目に触れる部分のほとんどがここに含まれます。
③設備工事費は、電気・ガス・水道・空調などの配管・配線工事です。美容室の場合、電気・ガス・給排水・空調の設備工事がおおよそ総費用の半額を占めるケースもあります。シャンプー台などの美容機器は別途の費用になります(出典:店舗内装工事見積り比較.com 同上)。
④その他諸経費は、工事車両の駐車場代・廃材処分費・現場管理費などです。見積書に「諸経費一式」としてまとめて記載されることが多い項目です。
什器・備品は内装費とは別に計上する
テーブル・椅子・レジ・専門機器などの設備機器・備品は、内装工事費とは別に見積もられるのが一般的です(出典:CANARIS 同上)。内装会社と什器の購入先が異なることも多いため、全体の開業予算を組む際は「内装工事費+什器・備品費」の両方を計上しておきましょう。
居抜き物件とスケルトン物件、費用と選び方の考え方
物件の状態は内装費用に最も大きく影響する要素の一つです。選択の前提として、それぞれの定義と費用の差を把握しておきましょう。
居抜きとスケルトンとは
居抜き物件は、前の借り主が使用していた設備や内装がそのまま残った状態で貸し出される物件です。既存の設備を活かせるため、工事の規模を抑えられる場合があります。
スケルトン物件は、内装や設備がすべて撤去され、コンクリート打ちっぱなしの状態で貸し出される物件です。ゼロから空間を作り上げるため自由度が高い反面、工事費は大きくなります(出典:店舗内装工事見積り比較.com「居抜き物件とスケルトン物件の違いとは?」)。
業種別の費用差
業種別に居抜きとスケルトンの坪単価を比較すると、次のようになります(出典:同上)。
業種 | 居抜き(坪単価) | スケルトン(坪単価) |
|---|---|---|
美容室・サロン | 15〜30万円 | 25〜50万円 |
飲食店 | 15〜30万円 | 30〜60万円 |
クリニック | 20〜40万円 | 35〜60万円 |
オフィス | 10〜20万円 | 15〜35万円 |
一般に、スケルトン物件は居抜き物件の約2倍の費用がかかる傾向があるとされています(出典:店舗設計施工.com「業種別 内装工事の費用相場【2026年最新版】」)。
開業時期にも差が出る
費用だけでなく、開業までの期間にも差があります。居抜き物件は工事をあまりせず1〜2週間でオープンできる場合もある一方、スケルトン物件は内装工事だけで数か月かかることもあります(出典:店舗内装工事見積り比較.com 同上)。
工事全体を通じた目安は3〜6か月程度です。実際の施工期間は1〜2か月であっても、業者の決定から工事開始まで2〜4か月かかることがあります。そのため、開業希望日の約6か月前に業者選定を始めることが推奨されます(出典:トーガシ「店舗の内装工事とは?種類や流れ、施工期間、費用」)。
居抜きかスケルトンかの選択は、予算だけでなく「どんな空間を作りたいか」「どれだけの工期を確保できるか」という軸でも考える必要があります。
内装費用を抑えるためのコツ
費用を抑えるアプローチは、工事面と計画面の2つに整理できます。
工事面でできること
一括発注できる業者を選ぶ:設計から施工まで一社に依頼できると、中間マージンが減りコストを抑えやすくなります(出典:ビズキューブ・コンサルティング 同上)。
目立ちにくい箇所の素材を見直す:天井裏や収納の内部など、普段お客様の目につかない部分の仕上げ材を変えると、品質を落とさずに費用を抑えられます。
壁を作る範囲を減らす:間仕切り壁の数や面積を減らすだけで工事費が変わります。
中古設備やリースを活用する:什器や機器は新品にこだわらず、中古品の活用やリース契約を検討するとコストを分散できます(出典:同上)。
計画面でできること
コンセプトを早めに固める:「どんなサロンにしたいか」がぶれると、工事途中の仕様変更が追加費用につながります。コンセプトの明確化が費用管理の出発点です(出典:WHAT'S「【業態別】店舗内装費用の相場と坪単価」)。
事業計画と連動させる:開業後の収支を並べて考えると、内装にかけられる上限が自然と見えてきます。
早めに業者に相談する:計画が固まる前に内装会社に相談すると、設備選びのアドバイスをもらえることがあります(出典:同上)。
業者選びと見積もりのポイント
費用を適切に管理するには、業者の選び方と見積書の確認が重要です。
業者選定のチェックリスト
業者を選ぶ際には、次の5点を確認しましょう(出典:みんなの飲食店開業「店舗内装工事の発注先はどう選ぶ?」)。
自店の業種の施工実績があるか:サロン内装には専門知識が必要なため、同業種の施工経験は重要な判断材料です。
過去の事例を写真や実店舗で確認できるか:仕上がりの水準を実際に見て判断します。
建設業許可の有無:500万円以上の工事には、業者が建設業許可を持っているかどうかを確認することをおすすめします。許認可の詳細は、専門家や管轄の行政窓口にご確認ください。
保険の加入状況:請負業者賠償責任保険への加入状況を確認します。
アフターケアの期間:瑕疵担保期間(通常1年)とアフターフォローの内容を、契約前に確認しておきます。
見積書で確認すること
見積書は金額だけでなく、内容の確認が大切です(出典:同上)。
「一式」表記は内訳が不明確なため注意が必要です。材料費・人件費・諸経費・設計費が項目ごとに分かれているかを確認します。
椅子・テーブルなどの什器が費用に含まれるか、別途購入なのかを確かめます。
プランの内容と見積もりは必ずセットで比較します。金額だけ見ると、含まれる内容の違いを見落とします。
相見積もりの取り方
複数の業者から見積もりを取る際は、各社に同じ条件・要望を伝えた上で比較するのが基本です。各社でプランが異なるため金額に差が出るのは自然ですが、確認すべきポイントは「金額の安さ」だけでなく「項目に含まれる内容の差分」です(出典:同上)。
口コミや評判の確認、契約前に追加料金条件・キャンセルポリシーを確認しておくことも、後のトラブルを防ぐ上で大切です(出典:LARGO MAG「開業に必要な店舗内装工事とは?流れ・期間・費用・業者の選び方」)。
開業後の運営ツールも予算計画に入れておく
内装費用の計画と並行して、開業後の運営にかかるツールの費用も事前に把握しておくことをおすすめします。予約管理・レジ・決済・顧客情報管理といった運営ツールは、内装費とは別の費用として計上が必要です。
サロン向けクラウドPOS「SalonX」は、予約・レジ・決済・顧客情報管理を一台で管理できるシステムです。開業時の予算計画の段階から、こうした運営ツールの月額費用もあわせて見ておくと、開業後のコスト全体が見通しやすくなります。
まとめ
店舗・サロンの内装費用は、業種と物件の状態によって大きく変わります。計画を立てる際の要点を整理します。
坪単価の目安:美容室はスケルトンで25〜50万円/坪、居抜きで15〜30万円/坪が目安(出典:店舗内装工事見積り比較.com)
費用の内訳:設計費・内装工事費・設備工事費・諸経費の4つで構成される
居抜き vs スケルトン:スケルトンは居抜きの約2倍の費用がかかる傾向があり、開業時期も数か月単位で変わる
費用を抑えるポイント:一括発注できる業者の選択・仕様の取捨選択・早期の計画固めが有効
業者選び:業種経験・施工実績・建設業許可の有無・保険・アフターケアを確認する
内装費用は開業コストの大部分を占めます。坪単価と総額の目安を把握した上で、実際の見積もりを複数社から取って比較することが、費用管理の基本です。
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よくある質問
サロンの内装工事費用はどのくらいかかりますか?
業種と物件の状態によって異なります。美容室の場合、スケルトン物件では坪あたり約25〜50万円、居抜き物件では坪あたり約15〜30万円が目安です(出典:店舗内装工事見積り比較.com)。6坪の美容室で150〜300万円、12坪で300〜600万円が概算の目安になりますが、立地・グレードで変わるため、必ず複数社に見積もりを取ってください。
居抜き物件とスケルトン物件、どちらを選べばよいですか?
費用・工期・空間の自由度の3つで比較します。費用を抑えて早く開業したい場合は居抜きが向いています。理想の空間を一から作りたい場合はスケルトンが選択肢になりますが、工事費は居抜きの約2倍になる傾向があり、施工期間も数か月単位で長くなります。どちらが合うかは予算と工期の両面で検討するとよいでしょう。
業者に見積もりを依頼するタイミングはいつがよいですか?
開業希望日の約6か月前に業者選定を始めるのが推奨されています(出典:トーガシ)。計画が固まる前の段階でも相談を受け付けている業者は多いため、早めに複数社に声をかけておくと選択肢が広がります。開業日が決まっている場合は、逆算して相談を始めるタイミングを決めましょう。
内装費用を抑えるために最も効果が大きいのは何ですか?
物件の選択(居抜きかスケルトンか)が費用への影響が最も大きいです。次に、設計から施工まで一社に一括発注できる業者を選ぶことで中間コストを減らせます。コンセプトを早めに固めておくことで、工事途中の変更による追加費用を防ぐことも重要です。



